腸内フローラと腸の力

最近話題の腸内フローラです。

「フローラ」とは「お花畑」のことです。なぜ「腸内フローラ」と呼ばれるかというと、腸内を顕微鏡で覗くと様々な菌が群生していて、まるで「お花畑」のように見えるかららしいです。なんと600兆億以上の菌が生息しています。
以前より、腸内環境正常化と言ったりしていましたが、また最近話題を集めています。では、なぜ話題を集めだしたかを復習しましょう


まず、「腸」の力についてお話しします。
「腸」というと、消化器官ですね。
つまり、食べ物を消化し、身体にとって必要な栄養を吸収する機関です。
その消化器官ですが、白血球が集まっていることをご存知でしたか?
白血球というと免疫細胞ですが、「免疫」というと「血液中」のイメージが強いと思います。
よくよく考えると、「免疫」は外部からの異物に対して反応する機関です。
すると、食べ物を消化吸収するということは、外部からの物を取り入れるということなので、消化器官に免疫細胞が集まっていることは納得がいくと思います。
その数、およそ60%の白血球が小腸に集まっているということです。
免疫の最前線ですから当然の戦力集中でしょう。


「腸」は「外部の臓器」と言われることもあり、私もそう思います。
口〜肛門までは人間の中心に開いた管みたいなものです。
そこを食べ物が通り、消化吸収され、排泄します。
そこの管全体は外部と繋がっているわけです。


そのため、腸にある免疫機構がしっかり働いていると、体調を崩しづらいということもうなづけます。
イメージしやすいようにすると、
人間の身体を城壁に囲まれたお城としましょう。
城壁がしっかりしていると安心ですが、水や食べ物などを外部から取り入れなければなりません。
そのため、「門」があり、「門番」がいます。
門番が強ければ、招かれざる「外敵」が来てもやっつけることができます。
しかし、弱ければ・・・お城の中が蹂躙されてしまいます。

わかりやすかったですかね?

外部から栄養を取らなければならないので、ガードを甘くしているところが腸などの消化器官です。そのため、そこの門番である腸内細菌の力が非常に重要となるわけです。


よく言われる「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」はその腸内に住む細菌であり、門番の役割をしているというわけです。