運動不足と肥満による慢性炎症が死を招く パート2

「肥満」「運動不足」とは切っても切れない仲です。

少し太ってきたな〜運動しようかなぁ から始まり、
▶️体力落ちているため、すぐに運動終了、そして続かない・・・
▶️さらに肥満化・・・という負のループに陥りやすいですよね

で、なんだかんだで太っていって、運動不足になっていってしまうと・・・

しかし、先述しましたが、慢性炎症は血管の問題や糖尿病のリスクが格段に上がってしまいます。そして、「運動不足と肥満はそれらをさらに悪化させてしまいます!」
運動不足と肥満はシンプルに糖尿病・血管の問題をも引き起こすので、

「運動不足・肥満」と「慢性炎症」はそれぞれ助け合って、身体を破壊していきます。


「脂肪組織」

脂肪組織とは、「余ったエネルギーを身体に蓄えておく」という役割が有名です。そして、それでしかありませんでした。しかし、今日ではかなり多くの役割を担っているとい考えられています。(実は一種の内分泌組織と考えられている)
さて、人間が脂肪を蓄えるには限度があります。細胞が肥満の限度に達した時、

・脂肪組織内の脂肪細胞数の増加

・異所性の脂肪貯蔵

という結果が生じます。

この「異所性の脂肪貯蔵」が大きな問題!通常貯蔵される、「筋肉」「脂肪組織」以外の部位に脂肪を貯蔵してしまいます。これがいわゆる

「内臓脂肪」

というやつです。この脂肪細胞から「炎症誘発物質」が分泌されてしまいます。
このように、内臓脂肪は皮下脂肪よりも多くの健康リスクを招いてしまいます。


「運動と炎症」

「運動」というと、微細損傷などを生じ、炎症を起こすんじゃないの?と考えがちですが、多くの作用から慢性的な炎症を軽減する作用があります。実際、習慣的に運動行う人は慢性の炎症レベルが低く、炎症誘発物質(CRPなど)の値も低くなっています。

運動による炎症を抑える作用は、

1:「異所性脂肪」の減少を促すことができる

2:炎症誘発性サイトカインの産生と分泌を抑えることができる

3:内因性抗酸化防衛能が拡大し、炎症状態を軽減することができる(筋肉から出る活性酸素種と反応性窒素種の放出を減少させる)

という効果があります。
確かに、運動により炎症症状はある程度出現しますが、それを補う以上の効果が運動によって得られるということです。

では実際、どんな運動がいいのでしょうか?


「炎症対策のための運動プログラム」

運動といっても、大きく分けて

・有酸素運動 (ランニングや自転車、ヨガなど)

・無酸素運動 (ジムでの筋トレ、ダッシュ、ラダーなど)

があります。

実際、無酸素運動の中でもレジスタストレーニング(マシントレーニング)では抗炎症作用は見られなかったとようです。

有酸素運動による抗炎症作用が大きく発見されており、特に「中等度」での運動が効果があるようです。

「スポーツ選手は早死にする」というように、身体に負荷をかけすぎることは、身体が酸化してしまって良くないとわかっています。なんと平均10歳も寿命が違うようです。

趣味でのスポーツでは、結果ばかりを追わず、健康な身体を気分良く作るという意味で

「しゃべりながらできる程度の運動」

を推奨します。

なんだかんだで、昔から言われているように

太り過ぎは良くない

適度な運動をしましょう

でまとまりますね