腸内細菌による免疫機能

腸内細菌による免疫機能は非常に大切です。
腸管は外部とかなり密接な場所。食物を栄養として取り入れてる際に、
外部からの有害物質を排除する必要があります。
その為、腸管での免疫機能は全身の60%が集結しています。

免疫機能には
1:獲得免疫
2:自然免疫

があります。
腸内細菌による免疫は「2の自然免疫」の力となります。
「免疫」と言われると、インフルエンザの予防接種に代表されるように「1の獲得免疫」が有名です。
ウィルスなどの「抗原」が入ってきたら、「抗原」を分析し、それに適した武器である「抗体」を作って撃退する。それが1の獲得免疫です。
一方、自然免疫は、侵入してきた病原体や、異常となった自己細胞に対して、いち早く感知し、それを排除する仕組みです。
「獲得免疫」が分析し、抗体を作り出すのに時間がかかるのに対し、「自然免疫」は感知したらすぐ排除に向かいます。つまり免疫機構の最前線であり、主力となります。


「獲得免疫」の方が有名ですが、「自然免疫」がしっかりしていないと意味がありません。自然免疫は乳酸菌により活性化されます。
その為、腸内フローラが整っていないと、免疫機能が低下してしまうこととなります。


それだけでなく、免疫系のサイトカインは神経系・内分泌系も調整してくれます。腸の蠕動運動に反応して、神経伝達物質である「セロトニン」も活性化します。セロトニンは腸内に90%存在すると言われており、非常に重要な神経伝達物質です。他のノルアドレナリンやドパミンといった神経伝達物質をコントロールするので、「心を整える」作用のある伝達物質と言われています。


このように、腸内環境を整えると

⇨免疫機能が高まる

⇨神経系・内分泌系を調整し、全身の機能が高まる

となります。


腸は外部とかなり密接な場所であり、そこの機能が身体全身に及びます。
免疫を高めるためにはまず腸内から整えましょう。