神経筋トレーニング〜傷害予防のために〜

今回は、「神経筋トレーニング」についてです。
以前も何回かお話ししているのですが、神経筋トレーニングをスポーツ関連傷害に伴う研究では「統合的神経筋トレーニング integrative neuromuscular training」として、6つの基本的な要素に分け、わかりやすくしています。

「動的安定性」「筋力」「プライオメトリックス」「コーディネーション」「スピード&アジリティ」「疲労耐性」 の6つです。

特に、骨・軟骨や筋肉などが成熟していない青少年に対しての傷害予防。さらにそれだけでなく、練習効率の向上・将来的なパフォーマンス向上の爆発的な増加が期待できます。

中枢神経系は髄鞘形成により生誕後2〜5年間に大幅に増加するのですが、その過程は性成熟するまでずっと続くとのことです。これを考えると、成熟するまでに神経筋トレーニングを積んでおくことは非常に重要となります。


【注意点】

神経筋トレーニングは、すべての能力の「基礎」となるべき能力となります。そのため、今までのように集団で練習やトレーニングを積んでいると、個人個人に適切なトレーニングを処方することができなくなってしまいます。

個人個人が基礎的運動能力を高めることは、チームスポーツでも非常に有用であると思います。そのため、あくまで

「個人個人の技術能力にのみ基づいて漸進させるべき」

ということが非常に重要です。

*そして、なにも神経筋トレーニングは青少年だけに有効というわけではありません。例えば、「高齢者」などの転倒原因として、筋力低下よりもむしろこのような神経-筋の機能低下によるところが大きいと思います。筋力などではなく、最も身体機能の基礎的な部分をしっかりトレーニングし、身体を上手に操作できるようにしていく必要があるのでしょう。

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