「疲労」は自律神経が原因??

「慢性疲労症候群」という病気を聞いたことがありますか?
日本では50万人ほどがかかっていると言われています。
定義として、「日常生活で著しい支障が出るような強い疲労感を長期間感じるもの」ということで、時には要介護となり自立した生活が営めなくなるものです。

病名を「慢性疲労症候群」➡︎「筋痛性脊髄炎」と変えるという流れもあるので、ひょっとしたら変わって行くかもしれません。
病名によってだいぶ印象が変わりますよね?


疲労とは、

「痛み」

「発熱」

と並び、生体アラームの一つと考えられています。
「これ以上、運動や仕事などの作業を続けると体に害が及びますよ!」という警報です。
このアラームが効かないと、つまり疲労感を覚えることができずに運動や仕事の負荷作業を連続して行ってしまうと、重篤な病気、過労死につながることがあります。

運動・仕事と疲労の原因が違いそうですが、どこが原因でアラームを発するのでしょうか?


疲労の定量化のために、「身体的あるいは精神的パフォーマンスの低下現象がどの部位にどの程度及んでいるのか」という研究が進んでいます。
驚いたことに、その結果ではジョギングなどの有酸素運動では筋肉自体はダメージを受けていないということです。

つまり、「運動時・運動後の疲労の原因は筋肉ではない」

ということです。


では、疲労の原因が筋肉でないとしたらどこでしょう?

運動時に連続的に活動している部位は・・・

「自律神経」です。

自律神経は運動強度や体調に応じ、身体が求める酸素必要度を秒単位で計算し、呼吸・心拍の速度や大きさを調整します。
その自律神経への継続した負荷が疲労の原因ということです。


自律神経が制御できていないとどうなるか?

「疲労」と「疲労感」の間にギャップが生じます。

・残業を頑張って、疲れていても、結果を出すと「疲れが吹っ飛ぶ」

・長距離走っていると、疲労が高揚感に変わる「ランナーズハイ」

経験ありますよね?

その時脳内では、

エンドルフィン

カンナビノイド

といった「脳内麻薬」が分泌され、疲労感や痛みを消し、多幸感や快感に似た感覚が引き起こされます。これを疲労感のマスキングと呼びます。

それが先述した「重篤な病気」「過労死」につながります。


疲労は脳からの「警告」なので、しっかり耳を傾けたいものです。

「疲労」していることを自覚し、対処する

「疲労しないため」に普段からの生活を心がける

ことが大切です

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